2005年2月13日日曜日

アパートの窓割ります。

アパートの窓割ります。シベリア少女鉄道の公演@シアタートップス
見て参りました。

予備知識なんぞ全くありません。最近観劇した際にもらったチラシで
おもしろそうかなと思っていた程度。

舞台は喫茶店。弱小実業団野球部の面々の溜り場。投手と因縁ありの
強豪チームの4番。軽快なボケの応酬で話は進む。
投手と4番は3年前の甲子園でその喫茶店の娘を賭けて対戦。
投手が勝ったが娘は4番と付き合うことに。4番はメジャーからの誘いも
あって渡米予定。弱小実業団は廃部の危機。投手は全力を出し、かつての豪腕復活で勝ち進み、3年前の因縁対決。
「勝ったら結婚する」と娘。投手は白血病で余命少ないことが判明。
いろんな思いが交錯するなか、試合は9回裏へ。。。
ここで暗転「エピローグ」へ。
投手が死んだかのような喫茶店の雰囲気。娘の結婚式に集まってる様子?
意味ありげに優勝カップを飾るが、それは喫茶店のマスタのゴルフコンペのカップ。娘に手紙が!死んだ彼からと思いきやネズミ講のお誘い。
と、グダグダに続いて、終幕がわからないまま、照明がつく。
会場案内の係りの人が「本日はありがとうございました。。」で観客は終わったのかと納得。係りは続けて「試合はサヨナラホームランで、彼は死にました。詳しいことは忘れました」と。ここまでがこの舞台だったんですね。
妙に納得しました。
台詞のテンポもよく、ボケありでいろいろと楽しめました。
こういう劇団であれば次回公演も行ってもよいかと。
あ、劇中の娘さんがもう少しかわいげがあったらなおよろしなぁ。
(演技は十分なんだけど、二人の男が奪い合うには現実感がなかった)
タイトルの「アパートの窓割ります」は、劇中の会話にてあり。けど
内容とは関係なし。「紛らわしい」ってのがテーマなんでしょうか。
劇団のテーマのような気がしますが、以前の公演を見ていないのでなんとも。いずれにせよ、次回公演をチェックします。



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