2006年2月12日日曜日

ORANGE

ORANGE読了。

やっぱ、面白かった。何度か泣けてきました。
J開幕前にはピッタリ。

「オフサイド」「風の翼」「シュート」「Viva カルチョ」「俺達のフィールド」と過去には多くの名作があった。
このマンガ、他のサッカーマンガと何が違うのか。


一括りには出来ないけど、あえてするならこれまでの名作はプレイヤーの話だった。
ORANGEでは、もちろんプレイヤーが主人公で、成長もしていく王道のストーリー展開だけど、そこにサポータとオーナーが重要に描かれている。
序盤はチャンピオンらしいというか、おこちゃま向けの絵と安易な設定
(貧乏チームがF1:いわゆるJ1 に上がれないとチーム解散、救世主の入団で、、)と、
私の好みにははまらんマンガだけど(最初の方は連載中も読んでなかった)、主人公の代表招集問題あたりから大人の話へ。
そして昇格争いの緊迫感。相手チームのサポータ含め、スタジアムの空気があつく伝わってくる。
終盤の埼玉戦、仙台戦は特に熱い。
埼玉戦、あんな試合をホームで見たら一生そのチームのサポータになっちゃうって。
で、引き分ければ両チームとも昇格がなくなる仙台戦。毎年あと一歩で昇格の逃している仙台。サポータ、球団社長。。壮絶な点の取り合い。試合後のサポータ、エール交換。
泣けてくるよ、、山形-川崎とか思い出しちゃうし。
サッカーマンガつーかJ2マンガとして、最高です。
J2を知ってる人は読むべしだなぁ。知らない人に伝わるのかは解らない。
いずれにしても、珠玉の作品でした。

このORANGE、サカつくにも登場したり、作者の方は愛媛FCのマスコットを担当したり、、。愛媛FC、機会があったら観戦したいです。
そういえば、一度、天皇杯で愛媛-山形を見たんだった。それがJ2に上がってきたんだなぁ。。しみじみ。

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