2005年12月28日水曜日

サポーター

電車の中で今週のサッカーダイジェストの
「えのきどいちろう」さんのコラムを読んで目が真っ赤になってしまいました。

 えのきどさんと親交のあった、今年のマリノス戦後に急逝されたある東京サポKさんに触れてのコラム。
この方、当時いろんな東京系サイトで取り上げられていたので、
慕われていた方なんだなぁと漠然と思っていました。
 今回のコラムでは、えのきどさんがその葬儀にいった模様について書かれており、私の心を打ったのでした。

僕が驚いたのは葬儀の主題が「サポーターの死」であったことだ。会場脇にはサッカー観戦の写真やマフラーが飾られ、みなそれをじっと見つめる。
ほんの少し前ならこれは「会社員の死」であったろう。
~中略~ 職縁でがんじがらめだった日本人が変わった。
 出棺の車を見送るとき、サポーターは「ユルネバ」を歌ったのだ。リバプールのサポータズ・ソングとして知られる「You'll never walk alone」はこの瞬間、完全に「借り物」ではなくなった。Kさんの人生を見送る切実さのこもった歌だ。
魂の歌だ。

私も東京を見続けて数年経ちます。幸か不幸かG裏の住人ではないし、積極的な(?)サポーターではないけれど、こういう見送られ方、見送る人たちが近くにいるというのは素晴らしい。
サッカーのリーグがあってチームが近くにいる。幸せなことなんだとしみじみ感じたのでした。

このコラム、東京とか関係なく、是非一読を。

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