2005年11月28日月曜日

カナリア


【キャスト】
石田法嗣/谷村美月/西島秀俊/りょう/つぐみ/他
【ストーリー】
少年の名は光一、12歳。母に連れられてカルト教団《ニルヴァーナ》の施設で妹とともに数年を過ごしたが、カルト崩壊後、関西の児童相談所に預けられた。だが祖父は、光一より4つ年下の妹、朝子だけを引き取っていく。母の行方はわからないままだ。光一は偶然助けた少女・由希とともに、引き離された妹と母を取り戻すため、東京にいる祖父の元へと向かう。
 

ほんとは、「空中庭園」を見ようとポレポレに行ったのだが、
時間が合わず、断念。自宅にて「カナリア」を鑑賞。


オウム事件、その後の話です。
もちろん、フィクションですが、いまだ生き残りがいる訳で
この間の西新井病院強制捜査とかニュースで見たので妙にリアルに見てしまいました。
少年は妹を探して、祖父の家に辿り着く。祖父は、少年を引き取らなかった話をするんだが、身勝手な話。こりゃ、カルトに走るハズ。たまたま少年と同行した少女も親に見捨てられた境遇。「子供は親を選べないんだよ。親は子供を選べるの?」と。「LAST SHOW@パルコ劇場」でも同じメッセージだったのを思い出した。
そして、「7人の弔い」も。
関係ないが、先日、香取君の番組で三島のミニドキュメントをやってまして。
そこで、三輪明宏が言ってました。
「三島は、当時の日本のままだと殺伐とした未来しかない。日本の伝統や情緒、芸術を取り戻さないと。。そのために市ヶ谷に行った。。」(内容適当ですが、こんなニュアンス)
まさに、そんな時代になってしまって、映画とかはそこを写すんだなぁ。
でも、いわゆる社会派映画はヒットしないもんだから、安易なものばっかり作られてる。最近では半落ちくらいか。(私は全く面白くなかったけど)
映画人、もっと頑張れ。

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