2005年10月20日木曜日

スラムダンク

シベリア少女鉄道 vol.14 「スラムダンク」
シアターサンモール

舞台がバスケのコートと思わしき、長方形。
メインとバックに観客席。入場した時、鏡かと思いました。
前説に主宰の土屋氏が登場。ふつーのおっちゃん。

開演
小さなエピソードが繰り返し出てきます。
当然、一人何役も演じてそのバリエーションは
ちょっと面白かったです。
オタクのエピソードはリアルだった。

これまで(とは言っても前2作)と違うのはメインのストーリーがないってこと。
それぞれが微妙に繋がっているのだけど、あまり重要ではなかった。

途中、赤ん坊の人形を投げつけたところで、スィッチが入り
一人何役かが衣装を買えず、数秒間隔で入れ替わる。
誰がなにをやってたかわからなくなったところで、落語モード。
わざわざ役者名が出てその人が演じていた役の一人芝居。

で、
首相の秘書を誘拐した高校生が、なんか爆弾をしかけ、、、
この辺で話は追えなくなってました。
落語モードから流れるようにバスケの試合。
セリフを言い合いながらシュート。一応、話は解決に向かっているようだが
セリフが多すぎ、聞き取れずで諦め。
途中、トラベリングの反則で、再度、土屋氏登場。
で、宇多田ヒカルの"traveling"が流れ
(この選曲は他のサイトを見るまで気がつかなかった)、
ダンス、ラップ。。。

最後は、ある事件の裏にはいろんなことがあるんだよ的に
叫んで終了。

拍手パラパラ。そりゃそうだ。
これは芝居じゃないし、芝居と思ってみちゃダメなんだと思う。

実験的で、テレビ的。テレビ向けにアレンジして最後のバスケも
役者のアップとかで見えるとまた違った感じがすると思う。
脚本を読んでみたいとも思う。

役者は頑張ってたと思うし、すごい成長してると感じました。
特に、最初と最後のセリフを任された出来恵美さん。
あと何十年もやって欲しい。

久々の観劇でしたが、芝居じゃなかったので(パフォーマンス)
ちゃんと話の筋を追えるしっかりとした芝居が
猛烈に見たくなったことでも、意義があったかな。


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